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1.違和感を感じる原因〜商品を考える時の最初の少しの違いが全く違ったものになる

まずは、「なんで自分の感性にあったマンションがないのだろうか?」と思われることがありませんか?たとえ個性的なマンションで気に入って住み始めて少し経つと飽きてしまう。そんなことってありませんか?この違和感の原因を考えて見ることにしましょう。

商品企画の流れを考えてみましょう。

普通の流れは、新築であってもリノベーションであってもほとんど変わることはありません。確かに新築は自由度は高いのは事実ですが、現実にはマーケティングということで「このエリアは60㎡の2LDK中心のエリア」が中心などというデータをベースに企画がされますので実はそんなに自由に企画することはできません。また、全部を同じ広さにすることはありませんので、リノベのマンションと違いはほとんどありません。

話をわかりやすくするためにまずはリノベの例でお話をします。そこで、マンションに関する情報が入っています。すると、まずは立地を見てどう言った企画にするかを考えます。間取りは時代によって変わりますので使い勝手がよくないものの場合には間取りの変更を考えます。その上で現地を見に行くことになり、そこで眺望や日当たりを確認します。ここで、概ね売値を決めるようになります。

この売値に関しては当然不動産業者の売買情報が公開されているレインズで確認します。ここで、ではこれを誰に売るかを考えるようになります。販売を考えると売り先が広がる方が売りやすいと考えますので。ここで、例えば駅近でDINKsの人たちが来ると考えると2LDKにします。そうは言っても、3人家族が来る可能性は否定できないのでやはり一部屋増やせる方がいいのは?となります。

一部屋増やすためには問題となるのが収納をどうするのか?ということになります。収納はできるだけリビング側には見せたくないのでリビングから見えにくい場所に設置するしかなくなります。そのため、2LDKが3LDKに変えられるマンションは往々に収納が使いにくくなっています。

この時点で商品企画の段階で、変更が可能な間取りにすることは間取りを考える上で猛烈な制約がかかることになるのです。

違和感を感じるのはこのことにあります。それは、「モノ」から入るということです。例えば洋服を制作販売するときを考えて見ましょう。男性か女性か?年齢は?どう言ったシュチエーションで使うのか?その他諸々考えるはずです。そこには、「この生地」「この糸」「このボタン」を使いたいからと言って洋服を作ることはないと思います。そこにはその服が使われている風景を想像して企画されるのではないでしょうか?

マンションの企画は実はその家を使う人たちのことは考えずに、その家にあった商品を考えてそのエリアのボリュームゾーンの価格帯での販売を行うのです。そのため、自分たちのライフスタイルを考えてマンションを探そうとするみなさんには違和感を感じるのです。

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