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1.違和感を感じる原因〜マルチユースにすると訳の分からない部屋の名前が

組織的な不動産会社では、商品企画で困ったときには「部屋をつくれ」との指示が出てきます。建具等のサイズには標準という物があります。たとえば、今でも「尺貫法」は生きていて、91センチといった数字は活用されます。それは建材がそのサイズに統一されているために91センチの倍数や約数が建築のサイズになります。

これは空間を作る上で困った問題を発生させます。必ずしも敷地の形状等から91センチの倍数や約数に調整できるとは限らないからです。その結果使えない空間が出来る場合があります。あるいは、部屋の広さをマニュアル通り企画すると最後に使えない空間が出来ることが。そうなると、そういった空間は新しい名称が与えられることになります。

よく目にするのが「ミセスコーナー」。なんなのでしょうか?グーグルで検索するとかなり出てきます。テクニカルタームとして建築用語における位置づけされていないためになんのか判らない空間になっています。基本的に「ミセス」という言葉は少なくとも「結婚した女性」となるのでしょうから、極端に言うと16歳から100歳までの結婚されている女性が対象になります。子育て中の方、子育てが終わった方そして伴侶に先立たされた方などひとくくりにする事が出来ないと思いますが。

これだけ対象が広いのに、その対象全ての方に適合するものってあるのでしょうか?販売する営業マンからしたらなにか名称が付いていないと説明ができないので、家は女性が買うとの前提で「ミセスコーナー」と言う言葉でごまかそうとしているのです。

基本的にそういった無駄な空間が生まれると言うことは、そもそもが各部屋の割り振りが間違っていて。特にマルチユースの部屋をつくると不思議な事に「ミセスコーナー」を作らざるを得なくなります。本来は部屋を広くするなどの方法でこう言った無駄な空間を作らなくてもすむのですが、商品開発のマニュアルに拘束されているためにどうしてもこう言った空間や部屋を作らざるを得ない状況にあります。

これがモデルルームに行って感じる違和感の一つの原因になっています。

それでは次回は2LDKと3LDKに変更することが必要なのかを検討いたします。

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