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1.違和感を感じる原因〜スッキリした空間は錯覚を利用することは大切です

日本のウサギ小屋と言われるように狭い空間が基本です。広く出来れば良いのですが、経済的な理由でそれは無理。芸術には「制約があるから芸術は生まれる」との考え方があります。音階があるので音楽ができる、歌手の音域があるので美しいオペラが作られる。文字数の制限があるから俳句は心にしみる。そう考えると日本のこの狭い住宅を如何に広く感じるかを考える事は愉しいことだとも考える事が出来ます。

そこで、参考になるのがアメリカの建築家フランクロイドライトの設計思想。彼は、狭い空間をいかに広く感じさせるかを考えて設計をしています。単純な事ですが、人は数字で広さを感じるのでは無く感覚として広く感じるということを前提に企画することです。

遠近法を実感できるのがこのビデオです。

こういった錯覚を利用することで空間は広く感じます。例えばリノベで使うのは直線を見せると言うこと。これは一点透視の図法に繋がることで奥行きを強調することになります。当然奥行きが感じられれば空間は広く感じるようになります。

目黒パークマンションですが、床のラインと天井のラインが遮る物も無く一直線に伸びています。この結果もっとも単純な遠近法の錯覚がおこり通常よりも長く感じるようになっています。その結果、サッシが遠くにあるように感じて高く感じるようになっています。通常はこれだけ長く直線をみせませんので錯覚が起こりにくく広く感じることがありません。

こちらは松濤パークハウス。サッシの下の部分に小上がりを作りました。この直線と下がり天井のとことの直線が同じように遠近法の錯覚を生みようになっています。通常は低く感じるサッシですが、低く感じないのが錯覚を利用した手法です。

通常は先日解説しましたように平面図で商品企画をするのか、立体的に考えて商品企画するかの差がここに出ています。こう言った違いが心地良さを作り出します。みなさんが感じる違和感に関する答えになりましたでしょうか?

次回からは、次回は天井の梁型などによる見た目のお話をすることにします。

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