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谷崎の「陰陽礼讃」に日本人のあるべき建築のアドバイスが

2014年08月14日

さて「ヒカリノイエ」の図面を見た時にナニを感じたか?そして現地に行ってナニを感じたか?そして商品コンセプトに関してまとめて行ったかのお話をしていきたいと思います。

 

ナニを感じたかを考える為には感じるとはどう言った事を理解する事が必要です。人間は記憶の動物なので記憶されている物との比較で感じる訳です。そこで、現在私に一番影響を与えている物は奈良の「新薬師寺」とその中に鎮座する「十二神将立像」。和辻哲郎の「古寺巡礼」の時代にも廃れたお寺。廃れた雰囲気の中に凛として存在するのが「新薬師寺」。白い外壁は周りの環境から孤立感を与えても仕方が無いような美しさを醸し出す。しかし周りに自然となじんでいる。あくまでも色は「白」

 

そして本堂の中に入るとそこは空気が180度変化し漆黒の世界を感じる。その暗闇を引き裂くように凛として「十二神将立像」はいる。その美しさは言葉では語る事ができない。1000年以上も前の人達はナニを見てこの立像のイメージにしたのであろうか。そこには現在でも通用するフィギアのような洗練されて神々が。

 

谷崎が「陰陽礼讃http://www.amazon.co.jp/陰翳礼讃-中公文庫-谷崎-潤一郎/dp/4122024137」で語っているように陰と陽の組み合わせにその日本人の美意識を感じる。松岡正剛の「連塾http://www.shunjusha.co.jp/renjuku_box/」でも日本人の価値観には常に180度違うものを受け入れると語り日本建築での特殊様式「てりむくり」について解説している。

 

そこで、私は現地に赴き感じた事はこの180度異なった空間を演出したいという事。

次回は図面を見て感じた事に関してお話しして行きたいと思います。

 

http://www.k5.dion.ne.jp/~shinyaku/

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