PROJECT

意思決定とは

2014年08月14日

リノベーションはやはり素人さんがやるにはかなり厳しいと思う。それは、前にも書きましたが解体しないと図面通りに施工できるかどうかの保証はないから。そのため買いたいをしながら同時並行でプランの変更や施工方法の変更を判断しないといけないからです。素人の方には、やはり一度承認したらそれが出来ると思うものでしょうからそこらの変更を受け入れる事は難しいと思います。特に、「だからプロに頼んだのに・・・」となると。

 

さて、解体しないとわからない事が結構ありまして。特に影響があったのはトイレ。若い頃商品企画をする時に指導された事はPSに直接繋ぐ。間違っても床の上を傾斜をつけて配管をしない事。これは理由は簡単で配管の途中で管がつまったら大変なので。そのため、今回もトイレの配管がどうなっているのかわからない。解体すると現在の便器の真裏にPSがそのためトイレの位置はそのままにせざるを得なかった。

 

いまだに高額な分譲マンションでもトイレのタンクの上に手洗がある。かつてはそんなに疑問は感じなかった。でもタンクの汚れなんかを考えるといかがなものかと思う。そのためわれわれの商品では出来うるかぎりトイレには手洗を付けるようにしている。現実には構造上付ける事が難しい事が多いのですが。「ヒカリノイエ」はトイレの位置が固定される事で逆にその空間が出来て手洗を儲ける事が可能になった。

 

今回解体してわかる事は床があげてその下を配管されていた。しかもユニットバスには追い炊き機能はない。これはどう言う事かと言うと、いったん床を剥がして配管し直し床を貼るとの作業になる。これは正直手間。こう言った時に最初に行った素人の方とプロ違いが出てくる。和田さんに相談し、現在の仕上げられている床の上に新たに床を張るのだ。そうする事で既存の床と新設の床の間に空間がとれるのでその隙間を使って配管する。しかし、問題は床が上がる。即ち天井までの空間が狭くなる。これは数字だけを意識するとやりたくない。デベでも同じ事。でもデベは無理矢理天井を数字的に高くする事だけをやるので汚く見える例が結構多い。

 

デザイナーを入れている理由はここにある。和田さんに床をあげても狭く感じないように床をあげるエリアを決めてもらう。室内の段差は良くないとデベ等では教育を受ける。しかし、室内の段差は歩く人の目線が変わる事になりアクセントの効果がある。また人は相対的に空間を認識するので段差がある事で天井を叩く感じる事がある。これはフランクロイドライとが日光東照宮で学んだ手法で多くの作品に彼は使用している。

 

さて、大まかな話をして来ましたが。次回は工事現場の話でもいたしましょうか。

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