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1.違和感を感じる原因〜素材を壊す人たち

私達は自然素材の空間で生活をし、その心地良さを感じた生活を送っています。自然素材の本質は、「わがまま」だと言うことにつきます。例えば、杉の無垢材のフローリングでは乾燥によって深夜「バッキ〜」と猛烈な音を立てることがあります。自然素材の杉は水分を吸収したり排出したりします。そのため、乾燥しすぎたり、あるいは水を吸収しすぎると木同志が競ったりする事で音を立てるのです。ビックリします。しかし、そうやって杉が水分を吸ったり吐いたりすることで室内の湿度調整をやってくれます。そのお陰で梅雨時はクーラーを付けて寝る必要はなく、冬場は杉の持つ空気層は熱伝導を悪くするので朝起きて素足で床に触れても冷たい思いをすることはありません。人や生き物にとって素敵なバディといえます自然素材は。

しかし、自然素材を使用していると語って住宅を供給している会社がなぜか「エアコン」による空調のシステムを提案しています。私達のように自然素材を使って住宅を供給している会社からしたらとっても変な話です。なぜ「エアコンが必要なの?」と言う疑問が、、、、、

写真は無印良品の住宅ですが、床の部分を見てください。現物は見ていないので正確には答えられませんが「無垢のフローリングが光るってなぜ?」との疑問を持ちます。本来無垢材はエゴマなどの天然由来の油で仕上げるのが基本です。私達は油も入れずに自然のママにしています。油を入れない理由は人間の足の脂で十分皮膜が出来るからです。

たぶん、この写真で想像出来るのは「ウレタン」系の仕上げにしていると思われます。「ウレタン」系で仕上げに塗ると傷つきにくくなりメンテナンスが楽になります。壊れることやきづ付くことを恐れる大手ハウスメーカーや不動産業者は基本的に仕上げに塗る事が標準になっています。

「ウレタン」系を塗ると木の持っている空気層と肌が触れることが無くなりプラスティックと触れることになります。木目がつぶされることになりますので。その結果、本来木が持つ性能がつぶされることになります。まずは、熱伝導が良くなりますので冬場素足で触れると冷たく感じますのでスリッパが必要になります。

また、木肌が空気と触れませんので湿度調整機能が無くなります。その結果梅雨時はカラッとした空間、冬場や適度な湿度感が有る空間である無垢材の空間で無くなります。そのためにエアコンが必要になります。

確かに無垢材を使っているのでしょうが、無垢材の持つ特性をつぶしていて、無垢材の家と言うのはいかがなモノなのかとなります。自然素材の良さを感じたいというみなさんにとって違和感を感じるのはこういった所にあります。

次回は床材のカーペットに関してのお話を。

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