PROJECT

1.違和感を感じる原因〜家を持つ目的って?

本来一番最初にお話をしないといけない内容でした。どうしても分かり易ところから現在の住宅が抱える問題を理解するには詳細から入る方がわかりやすいと思いまして。すみませんでした。

かつて、マンションの販売をカウンターで行なっていた時に必ず質問していた事があります。それは、「お客さんにとって家って何ですか?」という質問です。この質問をしてびっくりしなかった方は皆無です。男性は確実に。女性の方でも答えられても、「カウンターキッチンのある家」「収納の豊富な家」がいいなどで、「家のあり方」に関するような答えはほとんどありませんでした。

本来「家」は生活するところなので、「どういった生活」を「家」で実現したいのかは実はかなり重要なことだと言えます。例えば、「家族は居間に集まってワイワイガヤガヤやるべき」だとか、「個人の時間を大切にしたい」だとか色々と考えはあるものだと思います。どれが正しいと言ったものではなく。

そのため、まずは「家」でどういった生活を送りたいのかを家族で話すことは大切なのではないでしょうか?それは、カウンターキッチンが良いとかアイランドキッチンが良いと言ったテクニカルな話でなく、どう言った「生活」を送るのかと言う話で。

そう言った議論の中で家族のあり方が見えて来て、その家族が過ごす生活に必要な空間が見えてくると言えます。ここで初めて具体的な空間イメージが出来てくるはずです。あるいは、そのイメージを具現化したりそのためのアドバイスするのが不動産業者であり設計者なのですが。なかなかそう言った本質的な話をしないために実際に生活をすると「う〜ん」と言った感じになります。

みなさんは色々と不動産業者や設計者と話をしているのでしょうが、実はなかなかあるべき論をしてくれる業者さんて少なく。どうしてもお客さんの言っていることをストレートに受け入れるか、それとも真逆で商品特性を無理やりお客さんのニーズに合わせるようなセールストークで言いくるめられるかだと。

まずは、どういった生活を送りたいのか?その生活の中で優先順位はなんなのか?を考えることが重要なことだと言えます。限られて予算で限られて空間を活用するのですからどうしても制約は出て来ます。また、考えているニーズ同士がトレードオフの関係にあることも多く見受けられます。そのような問題から解放するためにはまずは「理想の家」に関して議論することをお勧めいたします。

最近の事業化案件

お問い合わせ

株式会社アリストコンサルティング

〒151-0053
東京都渋谷区代々木5-55-6-307

☎03-6683-8388