PROJECT

プランを考える

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これは大手デベロッパーが終の住処として販売しているマンションの図面です。本来終の住処であれば利用者の年齢や家族構成は確定しているはずです。それにもかかわらず洋室(3)がリビングとしても使える形にしているのは商品が特定の人をターゲットにしているわけで無く、全く想定していないことを表しています。

そういった棲む人の家族構成を考えないでプランするために数字が優先された商品企画になっています。多分この会社では寝室は5畳以上というマニュアルが存在するために無意味な空間が出来ています。使えない扉の後ろの空間を作るのであれば何度を広くした方がユーザーには使いやすい良い空間になると思う。

3次元的に見たときの空間構成はキッチンがやはり美しくない。収納率の規制があるためでしょう。キッチン下部の収納では足りないのでレンジフードの脇とシンクの間の上部に吊り戸を付けている。多分幅は有効で45センチ程度なので使い勝手は悪い。そんなモノをマニュアル通りにくっつけている。この吊り戸はない方がキッチンは美しく見える。特にレンジフードに少しお金をかけるとリビングから綺麗なものが見えるのでより気持ちいい空間になる。

電子レンジはどこに置くのだろうか?多分キッチンの背面にローボード型の食器棚を置くしかない。その上に置くのでしょう。炊飯器も。だったら最初からキッチンの後ろは棚などにしてあげれば良いのに。

洗面所のリネン庫と防水パンの配置は貧乏くさい。顔を洗った後タオルで拭きながら振りかけるときには必ず洗濯機の位置を気にしないといけない。日本の洗濯機は正面から見てもデザイン的に耐えられないのに、ましてや横から見て耐えられるのってない。するとどうなるか・・・・

やはり江戸文化に学び「機能美」を意識するべきだと思う。今朝のテレビで墨壺の機能美にほれて蒐集されている方がコメントされていた。数字にこだわる事をするとこんな間取りになるのだと。

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