PROJECT

こだわりのキッチンとは

2014年08月14日

私は成り行きで建売を始めました。そのうちお話ししますが。建売をやりたくってやった訳でなくなりゆきで軽い気持ちではじめました。しかし、はじめるとなるとこだわりが出て来た。いろいろあるもの中の一つがキッチンでした。

 

最初の建売「清瀬の家」でキッチンへのこだわりを実現させた。まずマンションデベや建て売り業者のキッチンにはカウンターが受けるからとカウンターがつき収納が必要だからと天袋をつけたりしてゴチャゴチャする。天袋があるためカウンターの開口部は定食屋の返却口みたいになる。キッチンの天袋は圧迫感があるため空間を狭く感じさせる。全く料理を作り片付ける人の気持ちを理解していないのが現状。

 

そこで、「清瀬の家」の企画ではキッチンを明るくして孤立感のないキッチンにしたいと決めた。そのため流しの上の天袋は外しカウンターの開口部は天井までにした。加えてレンジ前の壁は外しガラスを入れた。そう。キッチンは明るくリビング全体が見渡せるので孤立感は無くなる。しかし、こういったキッチン全体が見れるキッチンはお客さんから嫌われると多くの不動産業者から指摘された。しかし、出来上がったものを見た人達はその明るさに感動していた。そして「清瀬の家」のオーナーはそのキッチンでの料理を愉しんでおられる。

 

こういった考えから家を見直しているので私の商品企画は「キッチン」からはじめる。「集う家」では、富士山や新宿の構造ビルの夜景が望める。そこで、キッチンを一番良い場所にする事から考えた。今までの常識ではキッチンはだいたいが壁に向かっている。しかし、今回はキッチンが外に向かわないといけない。そこで、デザイナーの選択でキッチンのデザインを得意とする人にする事にした。そこで、和田さんにした。

 

私の企画で拘るのは「無垢」今回もキッチンの天板は無垢にする事にした。約4センチの杉の無垢材の天板をキッチンにする事にした。当然多くの方から「無垢はやばいよ」と否定的な意見でしたが、無機的な都心に近い北新宿なので無垢で行くと決めた。われるよ〜。やはり無垢でやるかぎりは割れる。それを覚悟でこの「無垢の杉」が目立つ家にしたい。そのため「集う家」ではダイニングテーブル共用のキッチンは部屋の中心になっている。

 

しかし、こんなわたしのわがままは設計者や施工者に無理を強いる。それは、先日話した配管の問題だ。配管は床があげている所にしか出来ないのが原則。今回は部屋の中心にキッチンが来るので床は上がっていない。和田さんは頭を抱える。配水管の勾配は1/100と決まっている。それを確保しながら最大限部屋の中心に持って行かないといけない。しかも、床は上がっていないため何らかの手法できれいに隠すしかない。そうこんな私のわがままを実現させる為にキッチンのわかるデザイナーの和田さんに頼んだのだ。

 

配水管の配管は壁際をまわす事になった。その上に小さなカウンターを設置してそのカウンターを支える壁のかたちで隠した。なにせ配管が詰まった場合の手入れの為のメンテナンスを考えて設計しないとダメだから。出来上がったものは違和感のないすっきりしたものとなった。

 

キッチンにはガスレンジもある。次回はキッチンのガスレンジの話を。

 

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