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購入編 売買契約書解説 逐条解説 その他事項を中心に

2017年09月8日

さて第17条〜第23条までの解説ですが重要な項目は第20条の項目程度です。

FRK売買契約書

第20条の「契約当事者が複数の時の特約」は民法では「多数当事者の債権債務関係」と言われるないようです。例えば相続で相続人が二人いる場合に契約関連の通知を必ず二人に送らないといけないのか?という問題です。やはり契約上手続きが複雑になるので。当事者の1人に通知した場合には全員に通知したことになるという条項です。極端な話、契約時に売主の当事者全員が契約書に押印した。その上で引渡時点でそのウチの1人だけが出てきて残代金全額を受け取ったとします。この支払は有効なのか?第20条の条項を入れておくとこの残代金の支払は有効になります。たとえ、他の所有者から「聞いてなかった!」と言われても1人に対して行った事は他の当事者全員に行った事と見なすことになりますから。

こう言った例から考えると売主が複数の場合には当事者の意思確認をしっかりしておくことが大切です。いらぬもめ事に巻き込まれないようにするためには。以上で簡単ですが、契約書の条項の説明を終えることにします。

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